一人暮らし向けウォーターサーバー機種おすすめ10選【2024年】

水を飲む時には水道水で十分だと考える人には、ウォーターサーバーをおすすめできません。コーヒーやインスタント食品などのためにお湯を沸かすことがあまりない、という人も、ウォーターサーバーは不要です。

一人暮らしはウォータサーバーとペットボトルの水どちらが安い？

一人暮らしの場合、自宅にウォーターサーバーを設置する場合とペットボトルで水を購入する場合、どちらが安いのか気になる人も多いでしょう。

そこで、「プレミアムウォーター」と「ペットボトルの水の料金（1本120円/2L）」のコストを表にまとめてみました。

プレミアムウォーターの水は12Lで1,987円、ペットボトルは12Lで720円なので、ペットボトルの方が1,267円安いです。24L使用する場合は、ペットボトルの方が2,534円安くなります。

また、ウォーターサーバーは電気代や初期費用などかかるので、価格だけでみるとペットボトルの方が安いです。ただし、ウォーターサーバーにはペットボトルでは得られないメリットがたくさんあります。

一人暮らしでウォータサーバーを導入するメリット

水を購入する手間が省ける

自宅にウォーターサーバーを導入することで、手軽に水を手に入れることができます。今までスーパーやコンビニまで水を買いに行っていた方は手間が省けるため、時間を節約できるでしょう。

また、ウォーターサーバーを設置すれば飲みたいときに水が飲めることも嬉しいポイントです。

おいしい水が手軽に飲める

おいしい水が手軽に飲めることもウォーターサーバーのメリットです。

ウォーターサーバーに難しい操作や作業は必要なく、配送されたボトルを差込口に差し込み、冷水になるまで待って出水ボタンを押すだけで、すぐにおいしい水を飲むことができます。

また、天然水は非加熱処理せずにボトリングされているものが多いので、現地で生の天然水を飲んだときのような感動や味を楽しめるでしょう。

カップ麺・コーヒーなどがすぐに作れる

ウォーターサーバーはボトルを差し込み口に差し込み、約30分待つと80℃～90℃の温水が使えます。常時その温度で保温されるので、いつでもすぐにコーヒーを飲むことができます。

しかし、一部のサーバーには再加熱機能が付いています。再加熱機能を使用することで、約100℃近くまで温めることができるため、カップ麺もすぐに食べられます。

冷蔵庫のスペースを圧迫しない

一人暮らしの方は、冷蔵庫が小さいという方も多いでしょう。ペットボトルで水を購入している場合、すぐに冷蔵庫のスペースを圧迫してしまい、飲食物を満足に保管できないことも少なくありません。

ウォーターサーバーを設置するためにはスペースが必要ですが、最近のサーバーはA4用紙一枚分程度のスリムなものも多いです。また、机や台の上にある卓上型タイプもあるので用途に合わせて使えます。

災害時の水として備蓄できる

災害時の水として備蓄できることもウォーターサーバーのメリットです。災害が起こった場合、断水が起こることがほとんどで、水を飲めないだけでなく、トイレやお風呂にも困るでしょう。

こんなときにウォーターサーバーがあれば、保管していたボトルが備蓄水として活用できます。また、コック式を採用したウォーターサーバーなら、停電時でもサーバーから出水することが可能です。

一人暮らしでウォータサーバーを導入するデメリット・注意点

水ボトルを交換しなければならない

ウォーターサーバーを導入するデメリットは、水ボトルを交換しなければならないことです。特に、サーバーの差込口が上部にある場合は、ボトルを持ち上げて交換する必要があります。

そのため、交換が容易なウォーターサーバーの下部に差込口がついているものを選ぶと良いでしょう。また、水道水を浄水するタイプのサーバーは、ボトルの交換が不要です。

使用済みボトルの保管が必要

水を使用したあとの空ボトルを保管する必要があることもデメリットの1つです。ボトルには「リターナブル式ボトル」と「ワンウェイ式ボトル」の大きく2種類があります。

ワンウェイ式の場合、ボトルは小さく潰すことができるので手間がかかりません。ただし、リターナブル式の場合、保管するためのスペースが必要なので注意しましょう。

ランニングコストがかかる

ランニングコストがかかることもウォーターサーバーのデメリットです。ウォーターサーバーでは、水代（または水道代）・サーバーレンタル代・電気代の費用が毎月かかります。

また、水代はペットボトルの水と比較すると、やや高いことが多いです。

水道浄水型ならどれだけ水を使用しても水道代しかかからないので、ランニングコストをサーバーレンタル代と電気代の2つに抑えられます。

一人暮らし向けのウォーターサーバーの選び方

水の種類で選ぶ

ウォーターサーバーの水には「天然水」と「RO水」の大きく2種類があります。

味にこだわりたい方、自分に合った水を見つけたい方は天然水を選ぶのがおすすめです。味よりも不純物が気になる方、水の費用を下げたい方はRO水を選ぶと良いでしょう。

サーバーのタイプで選ぶ

サーバーには大きく、以下の2種類があります。

宅配型のウォーターサーバー

上記で紹介した「天然水」や「RO水」などの水を、ボトルで定期的に配送してもらうのが宅配型のウォーターサーバーです。

水を使うほど料金がかかってしまうデメリットはありますが、サーバー本体のレンタルが無料のものも多くあります。

また、デザイン性の高いサーバーや機能性の高いサーバーも豊富にあるので選択肢は多いでしょう。

浄水型のウォーターサーバー

浄水型のウォーターサーバーは水道水を利用するタイプのウォーターサーバーです。水道管を分岐させて直接サーバーに水を供給するタイプとサーバー上部のタンクに水道水を注ぐ浄水タイプの2種類があります。

水道水を利用するため、どれだけ水を飲んでも水道代しか料金がかからないのがメリットでしょう。なお、サーバーレンタル代は3,000円前後するものが多いです。

サイズやデザイン

一人暮らしでウォーターサーバーを導入する場合、サイズが部屋に合うかどうかが大切です。記載されているサイズを測って確認していても、実際に部屋に設置すると、思いのほか存在感があることは珍しくありません。

インテリアにこだわっている人にとって、デザインも重要です。おしゃれなサーバーも多いので、部屋に合うデザインが見つかるでしょう。

注文ノルマ

注文ノルマがあるメーカーが多いので、一人暮らしの場合は特にチェックが必要です。

しかし、注文ノルマがあれば絶対にダメ、というわけではないのです。クリアできる量のノルマであれば支障がないので、しっかりとチェックしましょう。

また、注文ノルマがない場合でも、毎月決まった量の水が届くというシステムもあるので、注意が必要です。決まった量が届く場合には、余った場合に翌月の配送をお休みできる「スキップ制度」があれば問題ありません。

水ボトルの受け取り方

一人暮らしでウォーターサーバーを導入する場合には、水ボトルをどのように受け取るかが気になるところでしょう。水ボトルは、主に2つの受け取り方があります。

宅配便による配送

メーカーが宅配業者に依頼して発送する方法で、配達の日にちや時間の指定が可能です。注文時に日時指定ができない場合や発送後に変更したい場合などは、宅配業者によっては会員登録すればアプリを使って簡単に日時指定や変更ができます。

また、留守中に届いた場合は再配達や宅配ボックスなどで対応してもらえます。

配送員による自社配送

メーカーの営業所から、直接配送される方法です。日にちや時間などの指定ができるかどうかは、メーカーごとに異なります。土日祝日には配送をしていないところもあるので、土日祝日の配送を希望する場合には確認が必要です。

自社配送では、「置き配」に対応してもらえるメーカーもあります。

ボトルの交換方法

特に女性の一人暮らしの場合は、ボトルの交換が負担になってウォーターサーバーの利用をやめてしまう人もいます。ウォーターサーバーを選ぶときには、ボトルの交換方法を確認するのがおすすめです。

ウォーターサーバーのボトル交換は、12㎏ほどの水ボトルを持ち上げて交換しなければなりません。高い位置に水ボトルを設置するタイプのサーバーだと、大きな負担になります。

サーバーの下に設置する「ボトル下置きタイプ」や、ボトルではなく「パック式」を採用しているメーカーもあります。楽に交換できるのでチェックしてみてください。

一人暮らしではウォータサーバーの水をどれくらい消費する？

生活習慣によっても異なりますが、一般的に一人暮らしでは月12L〜24Lの水を消費することが多いと言われています。

例えば、水分補給のために寝起きにコップ1杯、帰宅時に1杯、食事中に1杯、就寝前に1杯とすると「200ml✕4杯で1日800ml」の水を消費します。

料理やコーヒーに活用することも考慮すると、さらに消費量は増えるでしょう。また、夏場は水分摂取量が増える傾向にあるので、36Lほど必要かもしれません。

一人暮らしのウォータサーバー契約はキャンペーンを要チェック【2024年最新】

ウォーターサーバーでは「初月の水道代無料」「初期費用無料」「のりかえキャッシュバック」などのお得なキャンペーンを実施しています。

そこで、2024年6月時点でウォーターサーバーで実施している主なキャンペーンを以下の表にまとめました。契約前にチェックしてみることをおすすめします。
※表はスクロールできます。

まとめ

一人暮らしの部屋にウォーターサーバーがあれば、時短ができ美味しい水が飲めるので、生活が豊かになるでしょう。

水ボトルが必要なタイプは、保管場所が必要なので負担に感じるかもしれません。しかし、水ボトルを保管しておくと、災害の際の備えになります。サーバーの機種によっては、常温であれば停電でも使えるものもあるので、災害時でも美味しい水が飲めるのは魅力です。

どのような機種があるのか、費用はどのくらいかかるのかなどをチェックし、自分に合うウォーターサーバーを選んでください。