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ウィン ショエ – 株式会社アクアライン
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INTERVIEW
Q1
母国を離れて日本で就職した理由

ミャンマー人の父が親日家で、留学を勧めてくれたのが最初のきっかけです。当初は医学に興味があり、医療先進国の日本で学びたいという思いがありました。しかし大学で経済を学ぶうちに日本のビジネス界への関心が深まり、日本企業に飛び込むことで自己成長につなげたいと考えるようになりました。

漠然としたイメージですが、ミャンマーと日本とを繋ぐ懸け橋のような存在を目指しています。

Q2
入社理由、決め手となったポイント

就職情報サイトでアクアラインを知りました。最終面接のとき「この会社に入ったら何をしたい?」と役員から直球の質問を受けたので、経営を学び起業したいと伝えたところ、大歓迎されたのが印象に残っています。

企業選定のポイントは3つありました。1つ目はリーディングカンパニーと成りえる技術力があるか、2つ目は社員の健康を重視しているか、3つ目は女性に優しいか。アクアラインはすべてを満たしていました。女性の待遇に着目する理由は、差別がないか、平等な環境であるかを見定めるためです。

さらに決め手となったのは事業の安定性でした。景気や情勢の影響を受けにくい水のインフラ業です。また、入社して数年でリーダー職につける文化にも興味を持ちました。

Q3
入社して最初に任された業務

水まわりサービススタッフが使う技術マニュアルの動画制作に関わりました。想像した業務とかけ離れていたので困惑しましたが、これも新人研修の一環だと教わり納得しました。マニュアルを制作するために関連資料を読み込み、作業現場を見学し、各部署の社員からリアルな話を聞くので、確かにとても勉強になります。メンバーとの共同制作でしたので、相互理解を深める機会にもなりました。

Q4
現在担当している仕事内容

各業務のマニュアル作成、水まわり製品の調査、定例会議の資料作成、社員寮や業務経費の管理など、スタッフのサポート業務が中心です。上司から指導を受ける際は仕事の手順だけでなく、その意義や心構えを教わっています。

入社当初、ルーチンワークに感覚が麻痺しかけたとき「自分が経営する会社だと思って働きなさい」とアドバイスを受けました。経営者を目指す私にとって重要なマインドを、わかりやすく気づかせてもらった経験があります。

 

Q5
面白いこと、難しいこと

日本のビジネスを体感し、興味深いと感じています。業務の中で面白みを感じるのは、現場スタッフから相談や問い合わせを受けた際に、その状況に応じた改善案を提示していく場合です。時にはイレギュラーな対応を求められるので、現場の臨場感を察しながら柔軟に判断しています。

難しい点は、やはり日本語です。特に専門用語が難しいですが、言語の壁を克服できればインフラ業界において価値が高い人材になれると感じています。対人力を磨くためにも日本語の勉強を日課にしています。

Q6
記憶に残ったエピソード

作業現場に何度か立ち合いましたが、上司や先輩たちの丁寧なお客様対応、サービス精神には感服しました。日本はすごい。それともアクアラインがすごいのか。わかりませんが、お客様に対する礼儀正しい挨拶、誠実な姿勢、絶えない笑顔、どこを切り取っても感動するばかりでした。トラブル原因の糸口を引き出す質問力や、安心させる提案力などは、まるで医師の問診のようです。

あの美しい姿勢はぜひ見習って継承していきたいです。おもてなしの文化ですね。

Q7
会社の社風、特徴、魅力

全社的に、風通しが非常に良いと感じます。話し合いにきちんと参加できるし、意見も聞いてもらえます。

仕事の特徴は、AIにはできない技術をともなうサービス業であるところです。仮にAIがものすごく発達して水まわり修理に対応できる時代がきたとしても、笑顔でお客様の心情に寄り添い、不安を取り除くコミュニケーションをAIができるとは思えません。人だから提供できるサービスそのものが特徴であり魅力だと感じます。

 

Q8
グローバル人財としてのキャリア

日本の水まわり技術は世界一の品質です。アクアラインで技術や経営のノウハウを学び、海外へ展開、できればミャンマーで支社を立ち上げるのが目標です。水まわり事業も素晴らしいですし、リフォーム事業やエアコン事業も展開できたら面白いと考えています。

今後ミャンマーの政治と経済が発展すれば、建設業のニーズが高まりです。実際、暑い国なのでエアコンが注目されていますが、取り付けられる民家が少ないためリフォーム需要が伸びてきています。

また、将来はビジネスチャンスが多い国で起業もしたいです。

Q9
プライベート、休日の過ごし方

勉強が趣味なので、休日は興味深い学問書を熟読したり、オンラインの講義などを通して満足できるまで学習に没頭しています。自炊もしますね。ご飯や魚など、和食を好んで食べています。

Q10
未来の仲間たちへメッセージを

人にもよりますが、日本人は思慮深く、慎重に行動するタイプが多数派だと感じます。対してミャンマー人は即物的というか、まず行動を起こして働きながら考えるタイプが多いです。

考え方や視点の多様性に触れるたび、いつも新鮮な驚きや発見があります。たくさんの仲間と仕事をしたいと願っていますので、あなたに出会えることを楽しみにしています。

私のとある一日
9:00|出社
まずはメールチェック
研修生のアンケート調査、各部署とのスケジュール調整
10:00|マニュアル作成
技術研修のマニュアル作成
作業手順や内容など、相違がないか上司へ確認
12:00|ランチ
おいしいお弁当を買って食事
家族と連絡を取ったり、本の読み上げアプリを開いたり
13:00|定例MTG
日本語の勉強をかねて議事録を担当
内容は、各チームの進捗報告と今後の行動計画
15:00|研修サポート
技術研修に使用するツール準備
スタッフの生産性を上げるための指導動画の編集
17:00|事務作業
予算や経費を慎重に管理
出張スタッフの宿泊施設の手配など
18:00|退社
日報を書いて、デスクを整理
電車の中で参考書を開き、運転免許の勉強
ウィン ショエ
学びはいつか
母国で花開く
ウィン ショエ
学びはいつか
母国で花開く