キャリアといえば聞こえはいいですが(笑) いろいろやってきました。
最初は不登校の学生が通うフリースクールの先生、その後は植木屋の見習い、レンタルビデオ店のレジ、翻訳会社の営業、商社の営業、アクアラインは6社目になります。
手に職を付けてみたかった。植木屋はクリエイティブなので興味深かったですが、炎天下の立ち仕事が堪えましたね。1日中だし、穴掘りも多いし、熱中症で倒れるし、ぜんぜん体力が持ちません。
翻訳会社と商社の営業マン時代はそれなりに稼ぎましたが、なにか物足りなかった。当時は東日本大震災の直後で、連日ニュースで被災地の惨状を知るのに、営業マンじゃ何もできないという思いがありました。被災地で復旧支援に駆けまわり活躍するボランティアや職人たちを見て、やっぱり手に職を付けたいと決意を新たにしました。
最終的に年収は前職の倍になりました。当初は水まわりのサービススタッフとして入社しています。完全に初心者でしたが、基本給は悪くないし、インセンティブも大きい。
ただ、修理スタッフなので技術職だと思ったら、想像以上に営業職でしたね。BtoCなのでお客様は主婦や高齢者の女性が多い。ご自宅へうかがいトラブル箇所をチェックして見積もりを提示、同意を得られなければ作業できず終了です。売上はゼロ。つまり信頼してもらえる接客力、提案力が必要です。不愛想な技術屋さんじゃ通用しない。実際、同期に水まわり修理の経験者がいましたが、売上成績は私の半分程度でした。必要なのは技術よりも笑顔、というギャップ。
初心者だった私には経験則がないので、素直にやれてしまいました。アクアラインのマニュアルは非常に良質です。成績上位者のナレッジを集約し、営業ノウハウや心理学を組み込んだ指南書になっています。ただの技術マニュアルとは違うところがミソですね。
気づけば兼務が多いですね。6年間ほど水道修理に従事して、バックヤードに入りました。現場スタッフの車両管理や、経営企画部の法人営業も経験しています。その後は新規事業であるフィットネススタジオの運営管理をして、人事課のお手伝い。採用チームで研修講師を務めた後、正式に人事課へ異動しました。
自分としては、やれることはなんでもやるスタンスで走り続けています。
サービススタッフは、常に最高の満足をお客様へ提供するために稼働しています。現地調査の結果によっては水道修理だけでなく、浄水器の設置やリフォームの提案まで、アクアラインの対応領域は生活まわり全般にわたります。
私は提案営業の成績が良かったので、上司から「きみならやれる」と背中を押してもらった形でした。挑戦できるのはチャンスだと捉えています。法人営業部では既存客の対応や、新規取引先との商談、現場スタッフへのマニュアル配布や周知などを担当しました。本社勤務に移り、まさに部署横断の兼務が増えました。
水道の修理スタッフ時代は、お客様から「ありがとう」をもらえるのがシンプルにうれしかったです。
特に感動したのは、あるお客様から熱いリピートを受けたことですね。老朽化したお住まいで、台所の水道管が詰まって半年も経った頃に修理の依頼を受けました。長期間放置した理由をうかがうと、アクアラインの小林(私)に依頼したくて、ずっと私の名刺を探し続けていたそうです。すぐに思い出せなかったのですが、以前トイレ詰まりのトラブルで当社が対応したお客様で、修理担当者が私でした。そのときのサービスが良かった記憶から、お客様は他業者へ依頼せず半年間も私を探してくれた。逆に申し訳ない気持ちになりましたが、大変ありがたい思い出です。
本社勤務になってからは慣れない業務を次々と担当するので、新鮮で面白いですが大変でもあります。悠長に学習が許される年齢でも役職でもないので、やれて当然とみなされる。初めて担当する仕事でも部下がつくので、采配を振るう責任がともなう。私は器用ではないので、他社員の何倍も稼働してトライアンドエラーを繰り返し、上司や仲間にアドバイスをもらって業務を習得しました。
調整力が身に付きましたね。昔は全部やっていましたが、今は部下を効率よく活かせるようになりました。業務の全体像を把握して仕組みの大枠を作り、細部は部下にゆだねる。仮にマニュアルを作っても、引き継いだ人は自分流にアレンジします。近年はジョブローテーションを推奨する企業が増えていますが、あえてマニュアルを引き継がない体制も見かけます。先入観を無くして新しい視点を取り入れる、体質改善の方法論ですね。
おかげさまで管理職マインドや働き方は学べましたが、社長や上長へ向けた報連相には苦心しています。報告や意見の主旨をまとめるさじ加減、経営者目線を盛り込む難しさがあり、いつも胃が痛いです。
良い意味で仕事に軸を持たない。固定観念を持たない。
私は決めつけてしまいがちな性格なので注意しています。昔はこうだったとか、成功体験に頼りすぎるのは良くないと思っています。
サービススタッフの研修講師を務めた折に、話術と発声について社長から評価をいただきました。声が枯れましたが、こんなに一生懸命やる人は他にいない、助かったと上司からも労いの言葉がありました。
あと、本社へ転属して以前お世話になった上長と再会したときに、また一緒に仕事ができて心強い、と歓迎されたのもうれしい記憶です。
すごいスピードで成長していく、事業内容も体制も変化し続ける会社です。それが自分の志望や想いにマッチすればチャンスフィールドですね。所属関係なく参加できるプロジェクトが多いし、チャレンジ精神が旺盛だと兼務も増える。もはや人事辞令が追い付かない。スタートアップのベンチャー企業みたいです。
経理部や総務部など、本来であれば決められた枠やフローに則る部署でも、アクアラインの場合は対応が柔軟です。無茶ぶりがあっても臨機応変にどうにかしてしまう。
個性的な人が多いと思います。尖った人も、丸い人も、個性をぶつけ合って新しい価値観を生み出している印象があります。
今、ここにいる覚悟がある人と働きたいです。
ポジティブでもネガティブでも構わないと個人的には思いますが、今アクアラインのことが好きで、この職場で何かを成し遂げる決意がある人。骨を埋める覚悟じゃなくて、この瞬間この場に集中してやり遂げる覚悟がある人と仲間になりたいです。
採用サイトのメッセージとしては不適切かもしれませんが、やってみようかなぁ程度の気持ちなら多分やめておいたほうがいいです。水まわり修理のみならず、その本質は提案をともなうサービススタッフです。売上数字も厳しく追うので、結構大変な営業職になります。
それがむしろ楽しい、稼ぐ覚悟がある、いろいろ挑戦して早く成長したい、と考える人には大変おすすめできる会社です。サービススタッフとして活躍するあなたをぜひ応援させてください。
今日は夕方から横浜支社へ移動予定
スタッフの成績別研修の準備
面談、採用フローの確認
サービススタッフの面接対応
募集ペルソナの方向性確認
東京本社から横浜支社へ移動
必要に応じて個別面談でフォロー
明日は板橋事務所へ出社予定
営業も笑顔芸
営業も笑顔芸