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【まずい!】トイレが流れないときの対処法!原因と自分でできる方法を解説

トイレが流れないときの対処法!原因と自分でできる方法を解説

トイレの水が流れない・・・!

そんな事態に直面してませんか?

トイレの水が流れない場合、原因を特定し、適切な対処をすることで、多くの場合は自分で解決できます。

トイレの水が流れず溢れそうなときは、止水栓を止めて何よりも溢れないようにすることが大事です。

この記事では、トイレが流れない主な原因と対処法、さらに予防策について詳しくご紹介します。

この記事の要約
  • トイレが流れない主な原因は4つ
  • トイレが流れない時の対処法は3つ
  • 無理して自分でやるとトイレが壊れることもあり得る
トイレ詰まりを自分でできる解消策を解説!原因と再発防止策も紹介
書いてあること

トイレが流れない主な原因4つ

トイレが流れない原因には、次の4つが挙げられます。

  • トイレットペーパーの詰まり
  • 異物の詰まり
  • 排水管の問題
  • タンクの故障

これらの原因を理解することで、適切な対処法を選択できます。ここでは、各原因について詳しくご説明します。

トイレットペーパーの詰まり

トイレットペーパーによる詰まり

トイレが流れない最も一般的な原因は、トイレットペーパーの詰まりです。一度に大量のトイレットペーパーを流すと、排水管内で詰まりが発生する可能性が高くなります。

また、トイレを小洗浄で流していることも、トイレットペーパーの詰まりの原因となることがあります。トイレットペーパーを使ったら、必ず大洗浄を使用して十分な水量で流すようにしましょう。

異物の詰まり

トイレに異物

トイレが流れない原因として、異物の詰まりも挙げられます。トイレットペーパー以外のものを流さないように注意が必要です。

以下のものを流さないように気をつけましょう。

  • ティッシュペーパー
  • ウェットティッシュ
  • 生理用品
  • トイレットペーパーの芯
  • 携帯電話

食べ物の残りかすや油分を含む調味料も詰まりの原因になるので注意が必要です。

排水管の問題

トイレが流れない原因として、排水管自体に問題がある場合もあります。トイレの排水管は20年以上経つと経年劣化が起こりやすくなります。

排水管内部に汚れが蓄積し、排水管の内径が狭くなると、水の流れが悪くなります。定期的な清掃と適切なメンテナンスが重要です。

タンクの故障

トイレが流れない原因として、タンクの故障も考えられます。

タンク内の部品が正常に機能しないと、適切な量の水が便器に流れず、トイレが流れない状態になることがあります。

スタッフ

洗浄レバーの不具合、浮き玉(フロート)やボールタップの故障、タンクと便器をつなぐパッキンの劣化などが原因となります。

タンクの故障は、部品の交換や調整で解決できることが多いですが、適切な診断と修理が必要です。

トイレが流れない時の対処法

トイレが流れない時の対処法には、いくつかの方法があります。まず、ラバーカップを使用する方法が一般的です。次に、排水管のチェックと掃除を行うことで問題が解決することもあります。

また、タンク内の部品に問題がある場合は、部品の交換が必要になることがあります。これらの方法を順番に試すことで、多くの場合はトイレの詰まりを解消できます。

  1. ラバーカップ(すっぽん)を活用
  2. 排水管のチェックと掃除
  3. タンク内の部品交換

ラバーカップを活用

ラバーカップでつまり解消

ラバーカップは、トイレの詰まりを解消する最も一般的な道具です。使い方は簡単ですが、正しい方法で使用することが重要です。

まず、ラバーカップをトイレの排水口にしっかりと密着させます。このとき、ラバーカップの縁全体が便器に密着するようにしてください。

次に、ラバーカップを上下に強く押し引きします。この動作を10回から20回程度繰り返します。

スタッフ

この際、最初はゆっくりと押し引きし、徐々に力を入れていくことがポイントです。

突然強い力をかけると、水が飛び散る可能性があるので注意が必要です。

ラバーカップを使用する際は、トイレボウル内の水位が適切であることを確認してください。水位が低すぎる場合は、バケツなどで水を足して適量にします。また、ラバーカップを使用しても詰まりが解消されない場合は、無理に力を入れすぎないようにしましょう。過度な力をかけると、配管を傷つける可能性があります。

排水管のチェックと掃除

トイレの詰まりが解消されない場合、排水管のチェックと掃除が必要になることがあります。まず、トイレの周りや床に水漏れがないか確認します。水漏れがある場合は、配管の接続部に問題がある可能性があります。

次に、トイレの便器と床を接続している部分(排水口)を確認します。この部分に汚れや異物が蓄積していることがあります。専用のブラシや洗剤を使用して、この部分を丁寧に清掃してください。

さらに、排水管の奥まで確認したい場合は、排水管用のカメラを使用することもできます。これにより、目視では確認できない奥の方の詰まりや破損を発見することができます。

スタッフ

ただし、この作業は専門的な知識と道具が必要なため、自信がない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

定期的な排水管の清掃は、トイレの詰まりを予防する上で非常に重要です。市販の排水管洗浄剤を使用したり、お湯を流したりすることで、排水管内の汚れを落とし、スムーズな水の流れを維持することができます。

タンク内の部品交換

タンク内の部品交換

トイレが流れない原因として、タンク内の部品の故障にある場合があります。この場合、部品の交換が必要になります。まず、タンクの蓋を開けて内部を確認します。水が正常に溜まっているか、レバーを操作したときに正しく作動するかをチェックしてください。

スタッフ

よくある問題として、フロート(浮き玉)の故障があります。フロートが正常に動作しないと、タンクに適切な量の水が溜まらず、十分な水量で洗浄できなくなります。フロートが動かない場合は、交換が必要です。

また、フラッパー(排水弁)の劣化も流れが悪くなる原因の一つです。フラッパーが正しく閉まらないと、タンク内の水が少しずつ便器に流れ続けてしまいます。フラッパーに亀裂や変形がある場合は、新しいものに交換しましょう。

レバーとチェーンの接続部分も確認が必要です。チェーンが外れていたり、長さが適切でなかったりすると、レバーを操作しても正しく作動しません。必要に応じてチェーンの長さを調整したり、新しいものに交換したりしてください。

これらの部品交換は、ホームセンターなどで購入できる部品を使って自分で行うことも可能です。ただし、正しい部品を選び、適切に取り付けることが重要です。自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

トイレが流れない問題を未然に防ぐ予防策

トイレが流れない問題を未然に防ぐには、日頃からの適切な使用と管理が重要です。主な予防策として、トイレットペーパーの適切な使用量の把握、異物を流さないこと、そして定期的なメンテナンスが挙げられます。

これらの予防策を実践することで、トイレのトラブルを大幅に減らすことができます。以下では、それぞれの予防策について説明します。

  1. トイレットペーパーを適切な量で使用する
  2. 便器に異物を流さない
  3. 定期的にメンテナンスをおこなう

トイレットペーパーを適切な量で使用する

トイレが流れない原因の多くは、トイレットペーパーの使用量が適切でないことにあります。

スタッフ

一般的に1回に流すトイレットペーパーの量は、大洗浄で約5メートル、小洗浄で約2メートル程度を目安にしてください。

また、個人の体格や好みによって適量は異なるため、自分に合った量を把握することが重要です。トイレットペーパーを使用する際は、必要以上に多く使わないよう心がけましょう。また、一度に大量のトイレットペーパーを流すのではなく、数回に分けて流すことも効果的です。

便器に異物を流さない

トイレの詰まりを防ぐ重要な予防策の一つは、便器に異物を流さないことです。トイレは人間の排泄物とトイレットペーパーを流すために設計されており、それ以外のものを流すと深刻な問題を引き起こす可能性があります。

特に注意が必要な異物には、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、生理用品、綿棒などがあります。これらは水に溶けにくく、排水管内で固まりやすいため、詰まりの原因となります。

また、食べ物の残りかすや油分を含む調味料なども、排水管内部に付着して詰まりの原因になるので、決して流さないようにしましょう。さらに、小さな物品やおもちゃなどの固形物も絶対に流してはいけません。

定期的にメンテナンスをおこなう

トイレの詰まりを予防するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスの主な目的は、排水管内の汚れや異物の蓄積を防ぎ、水の流れをスムーズに保つことです。具体的なメンテナンス方法としては、まず排水口の周りを定期的に清掃することが挙げられます。便器と床を接続している部分(排水口)に汚れや異物が蓄積していないか確認し、専用のブラシや洗剤を使用して丁寧に清掃しましょう。

また、市販の排水管洗浄剤を使用することも効果的です。これらの洗浄剤は、排水管内の汚れを溶かし、水の流れを改善する効果があります。ただし、使用する際は製品の説明書をよく読み、適切な量と方法で使用することが重要です。

自力で解決できない場合は業者に依頼

トイレが流れない問題を自力で解決できない場合は、専門の業者に依頼することが賢明です。特に、ラバーカップを使用しても改善しない場合や、排水管の奥深くで詰まりが発生している可能性がある場合は、プロの助けが必要です。

業者を選ぶ際は、24時間対応可能で、料金体系が明確な業者を探しましょう。口コミやレビューを参考にするのも良い方法です。保証やアフターサービスの内容も確認しておくと安心です。

タンクレストイレや電気系統の故障が疑われる場合は、トイレメーカーに直接連絡を取ることも検討しましょう。ただし、製造から10年以上経過している場合は、部品の供給が終了している可能性があるため、事前に確認が必要です。

トイレが流れない時のよくある質問(FAQ)

トイレが流れない問題に直面したとき、多くの方が同じような疑問を抱えています。ここでは、よくある質問とその回答を紹介します。トイレが流れない原因の特定方法、自力で解決できない場合の見極め方、そして問題を防ぐための有効な方法について解説します。

トイレが流れない原因を特定する方法は?

トイレが流れない原因を特定するには、まず水の流れ方を観察することが重要です。タンクから水が流れてこない場合と、水は流れるが排水されない場合で原因が異なります。最近の使用状況も確認しましょう。大量のトイレットペーパーを流したり、異物を誤って落としたりしていないか考えます。

これらの確認を行っても原因が特定できない場合は、排水管の奥に問題がある可能性があります。この場合、専門業者による調査が必要になることがあります。

自力で解決できない時の見極め方は?

自力で解決できない状況を見極めるには、いくつかのポイントがあります。ラバーカップを使用しても改善が見られない場合や、水を流すと便器から水があふれそうになる場合は専門家の助けが必要です。

また、タンク内の部品を交換しても問題が解決しない場合や、異臭がする場合も専門家に相談すべきです。トイレの問題が頻繁に繰り返される場合も、根本的な原因がある可能性が高いため、専門家による診断が必要です。

トイレが流れない問題を防ぐための有効な方法は?

トイレが流れない問題を防ぐためには、日頃からの適切な使用と定期的なメンテナンスが重要です。トイレットペーパーの使用量に注意し、一度に大量のペーパーを流さないようにします。また、トイレに異物を絶対に流さないことも大切です。

定期的なメンテナンスも効果的です。月に1回程度、市販の排水管洗浄剤を使用して排水管の清掃を行います。年に1回はプロによる点検を受けることで、潜在的な問題を早期に発見し、予防することができます。

まとめ

トイレが流れない問題は、日常生活に大きな支障をきたす厄介なトラブルです。トイレの詰まりは、適切な使用方法と定期的なメンテナンスによって多くの場合予防できます。トイレットペーパーの適量使用、異物を流さないこと、そして定期的な清掃が重要です。

しかし、問題が発生した場合は、原因を正確に把握し、適切な対処を行うことが大切です。

スタッフ

自力での解決が難しい場合や、繰り返しトラブルが起こる場合は、専門家による診断と修理が必要です。

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