大学時代は豪州に2年間いて、価値観が大きく変わりました。メルボルンはさまざまな文化背景を持つ人々が暮らす多民族都市です。現地で生活するには相手を理解する姿勢が何よりも大切で、同時に意見を伝える重要さも学びました。そのためには自分の考えを整理する習慣が必要です。就職活動も同様で、まずは自分が本当にやりたいことは何かを整理し、いかに面接で熱意を伝えていくかが重要だと考えました。
私がやりたい仕事は、お客様に寄り添えるサービス業です。お客様を第一に、真摯に向き合える役目こそやりがいを感じるので、企業選定の軸にしました。
私自身のことを一番に考えてくれたからです。
コロナウイルスや諸事情の問題があって、私の就職活動は当初から大変難しく、厳しい状況が続きました。それでもアクアラインの人事担当の方は驚くほど柔軟でした。なかなか調整がつかない状況を親身に汲み取ってくださり、面談に応じてくださったことはずっと忘れないと思います。
社長の言葉にある「誠意ある人とのつながり」はお客様に対してだけでなく、就活生に対しても向けられていると伝わり、この会社で成長していきたいと思いました。
まずは電話対応でした。配属先はミネラルウォーター事業部で、アクアラインの自社ブランド水を販売する営業職になります。業務をこなすには会社のこと、事業のこと、商品のことを理解しないと始まりません。一日もはやく知識を満たすために猛勉強しています。
配属されてから1か月半ほど経ちますが、現在はお電話で問い合わせを受けた際の見積もりを任されています。
ミネラルウォーター事業部では、自社ブランドのお水以外にも備蓄用保存水や、各企業向けに製造するプライベートブランドのお水、その他にはウォーターサーバーの注文を受けています。
クライアント企業は幅広いですが、私が担当するのはホテルグループや国内大学からの問い合わせになります。全国に多数ある採水工場からお客様の要望に合う工場を選定して見積もりを依頼し、その内容を元に資料を作成してお客様へ提案していきます。商談には上司や先輩が同席しますが、一人で契約をとれるように営業スキルを磨きたいです。
お水の知識が増えていくのが純粋に楽しいです。入社前は、水の成分を意識して購入したことは一度もなかったですが、今では水質などが気になって仕方ありません。他社にはない自社の特徴を見つけると興味深いですし、面白いと感じる瞬間でもあります。
一方、難しいのは自社の特徴をアピールするプレゼンですね。ミネラルウォーターの種類はとても多くて、まだまだ知識が追い付きません。先輩に質問するばかりでなく、競合企業のペットボトルのラベルを確認したり、実際に採水工場のお水を飲み比べてみたり、知識や体験を増やすための行動に努めています。
入社してから配属先が決まるまでの1か月間ほど、同期メンバー全員でYouTube動画を制作しました。内容は、来年入社予定の内定者へ向けた会社紹介です。
あえて新入社員である私たちの視点で伝えていくミッションでしたが、まだ同期同士のコミュニケーションが上手く取れず、ぎこちない打ち合わせを繰り返していました。徐々に会話が増えて、個々の考えを理解していけた時間はあたたかい記憶になっています。
最終的には面白いアイデアが集まり、動画のオープニングでダンスを踊る企画になりました。まさか踊るとは思いませんでしたが、みんなで練習をしたり、横浜ランドマークタワーの前で撮影して人だかりを作ってしまったり、そんなハプニングも楽しい思い出になっています。
後日、あの制作はチームビルディング研修の一環だったと先輩から聞いたときは、なるほどやられたと思いました(笑)
雰囲気は自由ですね。気兼ねなく発言できるので、風通しがすごくいいと感じます。
私の部署は、オンとオフがはっきりしています。休憩のときは雑談で笑いが絶えませんが、業務中はテキパキ動いてクライアント対応に余念がなく、生産性への強い意識を感じます。無駄な残業がないので、プライベートの時間をしっかり確保できています。
おしゃれを楽しんだり、カフェ巡りが好きです。趣味といえるかわかりませんが、友人と陶芸体験をして、ゆったりお茶を楽しんでいます。
最近は家で遊ぶことが増えました。インテリアに興味を持つようになり、部屋の模様替えをしました。凝った食器を集めて、自宅をカフェのような空間に作り替えて満足しています。
何事にも前向きで、人との関わりを大切にできる人でしょうか。そういうタイプがアクアラインには多く在籍していますので、共感できる人であれば職場の雰囲気にも馴染めて成長できると思います。
私は営業部門の社員なので、まずはお客様の希望に沿う商品をしっかり提案し、受注につなげていきたいです。
そして、アクアラインの自社ブランド「aqua aqua」を、国内にかぎらず世界へ広めていくのが目標です。そのためにも自社商品を熟知して、広報戦略に足るマーケティングの知識を身につけていきたいと考えています。
就活はとても大変で、長い活動になるかもしれませんが、できるだけ多くの企業に触れてみてください。どこの会社にも文化や理念、想いがあります。
面接は一期一会の体験で、何気ないその1回が人生の選択につながっていきます。アクアラインと出会って私が選択できたように、皆さんが選択できる最良の会社と出会えることを祈っています。それがアクアラインであったなら何より嬉しく思います。
納品日の問い合わせや注文依頼など、電話対応も続々と
見積もり算出、提案書を作成
各社の水を飲み比べ、水質の違いを覚える
本社(霞が関ビル)は飲食店が多いので大変便利
この日は実績表の提出と、新規のご挨拶
発注担当と営業担当とで打ち合わせ
製造数の確認、追加や調整
製版業者と打ち合わせ
印刷カラーや修正内容など詳細すり合わせ
雑貨屋でお菓子とマグカップ選び
水は生活の源
水は生活の源